ビジネスシーンにおけるメールとチャットの違いは?
最近のデジタル化推進により、以前よりもビジネスチャットを使う企業が増えてきましたね。最近ですとChatworkやSlack、LINE WORKS、Google Chat等まさにチャットツールの群雄割拠の時代だとも言えます。 ただ、一方でメールもまだまだビジネスでは最前線のツールです。改めて使い分けってみなさんどのようにされていますか?
社内向けや、親しい間柄のお客様にはチャットが有利!
チャットは社内での挨拶、作業の進捗報告、スピーディーな会話をチームで求める場面、新規顧客ではなく、親しい間柄のお客様とのやりとり、等々手軽さと速さが売りであり、ビジネスシーンにおいては非常に使用しやすいツールとなっています。 また、社内でのデジタル上のコミュニケーションの向上や、情報の素早い共有を進めていくための最初のステップとして、難易度も低く使用しやすいのではないかと思います。 代表的なものにGoogle Workspace(グーグルワークスペース)上でのチャット機能やアプリケーションソフトのChatwork(チャットワーク)などがあげられます。
長文やまとまりのある文章を送るにはまだまだメール!
とは言ったもののチャットに関しては、国内での普及率はまだまだ低く、さらに地方となればそれよりも普及率は下がります。その反面、メールに関しては、今でもビジネスシーンでの利用ユーザーが多くいることは事実としてあります。 メールの良いところは、まとまりのあった文書で新規の顧客に向けた場合や、相手方に丁寧な印象を与えたい時など、アドレスさえわかれば遠方からでも送れることです。 『チャットだと軽すぎる』や『スタンプとかちょっとな…』など丁寧さや改まった雰囲気を伝えたい場合にはメールが便利かもしれません。
お互いのデメリット
チャットとメールどちらにも良いところはあります。しかしそれとは別にお互いにデメリットが存在することも確かです。チャットは社内などでの業務連絡と、プライベートでの連絡が混合しやすいため、「連絡時のルールを明確化する必要がある」という事です。 メールに関してはメッセージの削除が出来ないため、誤字や間違いを見つけた場合、新たに訂正のメールを入れる必要があります。 それとチームや複数人での情報共有には不向きという欠点があります。
まとめ
このように、チャットとメールお互いにメリット・デメリットがある事もデジタルでのコミュニケーションを進めていく上では是非とも覚えておいて頂きたい内容になります。 このように、チャットとメールといっても使用の仕方によって十分に使い分けが可能 で尚且つ、実は互いにメリットデメリットもある、といった事がわかっていただけたでしょうか?お互いの機能の性質や使用感で、それぞれの良いところをビジネスのシーンに応じて使い分けていく事こそが、DXを進めていく上での第一歩になるのではないでしょうか。